去る10月23日,星槎(せいさ)中学校の学校説明会に行って参りました.
いろいろな困難さを持った生徒さんに対して,随所に工夫がなされており,長年の取り組みの賜物なのだなと思いました.(さかのぼれば,その前身の塾の設立は38年前だそうです.)
授業で用いるプリントも生徒さんそれぞれにあったものをつくるとのこと.例えば国語の読解問題では,
・視線を移動させるのが苦手な生徒さんには,課題文と設問を近接させて印刷.
・苦手でない生徒さんには,課題文を1枚に印刷.設問をもう1枚に印刷.
などなど...家庭教師は生徒さんひとりひとりに合わせるのが当たり前ですが,学校でそれをするのはとても大変な事だと思います.(もちろん家庭教師の仕事が楽だというわけではないですが...)
ひとつ考えさせられたのは,入学の条件として暴力的傾向,非行化傾向がないことが上げられていたことです.そこがネックになってしまうお子さんも存在することは事実ですね...逆に言えば,星槎中での学校生活で暴力や非行の心配はあまりないのでしょうね.
授業公開にも参加したいと思っております.先生の方々,有り難うございました!