音読のコツを紹介してまいりましたが、更新が大変遅くなってしまいました。
こちらがこれまでにあげた音読関連の記事になります。
今回は音読をスタートとなったものの…何らかの理由で読みにくさをかかえている読み手へのフォローをするコツ,です.聞き手がどう対応するかが非常に大事。繊細な対応を心がけてください。
“「?」のサインをつかみましょう” 読み手がつまっている時、読めない漢字にあたった時の様子を良く見てあげるべし.「どう読むんだろう?教えてほしいな」というサインはひとりひとり違っています.まずはそのサインをつかみましょう!
このサインをはっきりつかまないままですと、「ん?読めないんだな。」と先回りしてヒントや正しい読み方を与えてしまいますよね。実はこの“先回り”が読み手にとってかなりストレスになるようです。
サインの例はこちらです。
「あれ〜、なんだっけ…」
「えっと…」ぶつぶつひとりごとを言う
(無言で)首をひねる
聞き手の方をちらっと見る…など
こうしたサインがみられたら、“最低限のヒントをあたえましょう”ヒントは必要最低限に。熟語では第一文字目の読みだけ教えるようにします。
例:「気温」→「上の方は“き”…だよね?」
ヒントや正しい読み方はできれば口頭で(音声で)伝えるよりも、書いて与えるようにします。例えば上の例なら、「き おん」と書いた紙を見せます。
あらかじめ、読みがなありバージョンを手元に用意しておくとなお良しです。どうも、つまっている読み手には聞くより見る方が楽であるようなのです。
サインがなかった時も読み手のペースに合わせて、待ちましょう。音読のスピードは、正確に読めるようになった段階でだんだんあげていけばOKです。
読み手が自分で決めたところまで読み終えられたら、「じょうずによめたね!」の言葉をかけてあげましょう。