音読をやってもらう時のコツ,ご紹介します.
今回は聞き手の基本姿勢について.
聞き手は辛抱強く.たとえ読み違えや読み飛ばしをしたとしても,です.決して本人がたずねてこないのに遮らないように.
では,おしだまって聞いていたらいいかというと
そういうわけでもないからおもしろいです.
軽い相づちはいれた方が良い場合もあります.
相づちがまったくないと,読み手は集中力・注意力を
維持できないこともあるように思います.
つまり,
「あなたが読んでいることに興味があります」
または
「がんばって読んでいるあなたを見まもっています」
という意思表示になるというわけです.
なので,聞き手は音読するのをききながら,
「うん…うん…」程度の軽い相づちをしてあげると良いのでは.
それから,もしも何かの理由で読むのが止まったときには
「つづけて」と声をかけてあげると良いようです.
あくまで,さりげない相づち,声かけにとどめること.
いろいろと気になったとしてもぐっとがまんをして,
読み手をさえぎらないこと.
ちょっとやってみると,それが思ったよりも
難しいのだと「実感」されます!