作文授業マニュアル ステップ3ー2,発達障害や知的障害の不安をお持ちの方も。四谷にある個別指導塾「よむかくはじく」

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作文授業マニュアル ステップ3ー2

生徒は話す役,教師は聞く役である.決して教師が話してはいけない.
生徒の話が要領を得ず,イライラしても,
それを解消しようと矢継ぎ早に質問したり詰問することは決して避けること.

また,生徒の話を要約してはいけない.

「じゃあ,こういうことだ.ぺらぺら〜」
「それって要するにこういうことでしょ.ぺらぺら〜」
はNG.

また,話を誘導するのもNG.
たぶん最初のうちは,生徒の話はとりとめがないだろう.
大人としては聞いて面白い話,例えば

なんらかのオチ
感動させる話
ちょっといい話
を聞きたいし,生徒がそういう話をすることを期待してしまうものである.
教師が生徒の話を聞きながら「もしかしてこういうことではないか?」 と上記のような面白い話を想像するかもしれない.しかしその想像で生徒の話を誘導してはいけない.例えば,

「それってもしかしてこういうことだったんじゃないかな.ぺらぺら〜.でしょ?でしょ?J
はNG.

もっとも,教師が想像力を膨らませながら話を聞くことはいいことだ.
実際,想像しながら間くと,とりとめのないように聞こえた話も意外と面白かったりする.