イリオモテヤマネコで有名な西表島に、勿忘石という碑があります。忘れな石、と読みます。
昨年2014年に西表島を旅行で訪れた際にガイドブックを見ていて発見し、ここへ行けるだろうか…?
と宿の方にきいたところ、間髪おかずにこの碑に詳しい方に連絡してくださいました。
西表島は八重山諸島の中では面積が広い島です。独力で行くにはレンタカーなど使わなければならないとのこと…
なんとなく惹かれるものがあり詳細を尋ねていたら、ありがたいことに案内してくださることになり、訪れる事が出来ました。
この勿忘石がある場所は島の南端に位置する南風見田という所です。案内をしてくださった方は、勿忘石之碑保存会の平田一雄会長です。
勿忘石は、西表島からさらに南にある波照間島で校長を務めていた識名信升によってその名が刻まれた石です。
1945年の太平洋戦争の終わりにまつわるある事実を忘れてはならないという意味なのだそうです。(識名へのききとりによる)
波照間島住民に起こった出来事について平田会長はていねいに話してくださいました。そこでうかがったお話については記録として残しておらず細部があいまいですので、次のHPを参考にして簡単にまとめます。