ディスレクシアを疑似体験する,発達障害や知的障害の不安をお持ちの方も。四谷にある個別指導塾「よむかくはじく」

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ディスレクシアを疑似体験する

以前ご紹介しました、オンライン講座 FutureLearn のコース、Dyslexia and Foreign Language Teaching にてこんなトピックがありました。

「ディスレクシアを持つ子どもの気持ちを疑似体験しよう」

早速試してみました。

課題は、制限時間内(3分程度)に画面に映し出される文章を書き写すというもの。ただし!次の指示に従わねばなりません。

・利き手とは逆の手で
・ペンで書く場合はその場に立って
・横書きの罫線が入っている用紙は、回転させて線が縦になるようにして

さらに!

次のように文字を変換させて書くこと

・e→+
・a→?
・i→=
では次の文章を写してください


Some people are light or colour sensitive. Bright sunlight or florescent light may bother them.
Black print on shiny white paper may be uncomfortable and write board may be too shiny.
Pattern glare may also be a problem. It may be helpful to have:
coloured paper for wrinthing,
coloured overlays for reading,
tinted glasses for both reading and writing.
The colours and brightness on computer screens can be adjusted to suit indivisuals.


やってみた結果がこちらです。2文書いたところで制限時間がきてしまいました…

ディスレクシアを疑似体験する

読むことや書くことが、意味を理解することの助けになってくれない。そう感じられました。そして、自分が書く文字のバランスの悪さに対して情けなさや自己不全感を感じました。

逆に、大きく見やすい文字だと情報が取りやすい。書かれている文を見せるだけでなく、読み上げて耳からも情報を入れるとより書かれている内容が理解できる。一度に見せる情報量を減らすとストレスが減るだろう。そのようなヒントも得られました。